ディオールのサステナブル活動と安心への取り組み

ディオールにとって美を次の世代へ受け継ぐとは、処方や製法に格別な注意を払うということです。

安全性を第一に

全ての製品は、最も厳格な国際法規を遵守し、ディオールが25年以上に取り組んできた品質開発や、いつ、どこで、誰によって作られたのかを明確にするトレーサビリティの高度な基準を満たしています。

ディオールは自社研究所や外部の提携研究機関で、原料や製品を評価するために600以上の分析方法を用いた評価を実施。また、製品の長期安定性を担保するためにすべての成分とフォーミュラはin vitroや臨床テストを用いた医薬品にも劣らないレベルの評価方法を用いています。

より厳格な処方へ

自らが掲げる基準の遵守に加え、処方に関する取り組みにおいては新製品に以下の成分を使用せず、製品の使い心地や効果を維持することのできる代替成分の開発に力を注いでいます。

BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、フタル酸ジエチル、ホルムアルデヒド を放出する防腐剤、エタノールアミン、ホモサレート 、RSPO認証のないパーム油とパーム油誘導体、メチルイソチアゾリノン/メチルクロロイソチアゾリノン、オクトクリレン、オキシベンゾンとベンゾフェノン、パラベン、環状シリコン(シクロヘキサシロキサン、シクロペンタシロキサン)、アルミニウム塩、トリクロカルバン、トリクロサン、トリエタノールアミン

より持続可能な自然成分へ

私たちは、自然由来かつ持続可能な成分から持続可能な美しさは生まれると信じています。いくつかの環境パラメーターと社会的な影響を通じて、一つひとつの自然由来成分の持続可能性を評価しています。

私たちは、各自然由来成分のサステナビリティを複数の環境要因と社会に与える影響の点から評価します。ここうしたアプローチを通じて、複数のブランドとともに自発的に、ディオールは化粧品が環境に与える影響を評価する基準制定を目指す、ヨーロッパの先駆的な取り組みに参加しています。自然由来成分と比較して合成成分の方がよりサステナビリティとしての評価が高い場合には、合成成分も継続して使用します。

社会的責任のある原料の厳選


42ヶ所のディオール ガーデン及びパートナー ガーデンにおいて再生型農業への変換を加速させ、同時に可能な限り有機栽培の認定率を高めることを目指します。UEBT(倫理的バイオトレード連盟)のメンバーとして、ディオールは生物多様性と社会に対する影響の改善に継続して取り組みます。

倫理的バイオ トレード連合(UEBT)の一員として、ディオールは生物多様性と社会的影響を改善するために力を注いでいます。